HHeLiBeXの日記 遊道編

日々の遊びに想いを込めて(タイムスリップあり(謎))

君のいる町

時が経つのが早すぎだ‥って言っても、絶対的な時間の流れって公平に一定の速さのはずなんだけどな‥
まぁそれはそれとして‥



この前の日曜日に少し暇ができたので、買いためてあった「君のいる町」を10〜15巻までまとめ読み。(5〜9巻はだいぶ前に読んだ‥はず(謎))
ざっくりまとめると(謎)、10〜11巻辺りまで紆余曲折あり、12〜14巻の途中辺りまで落ち着いて一安心‥と思っていたら、14巻の終わりに「もうやめてー、これ以上引っ掻き回さないであげて‥」と思ってしまう引きがあり、15巻で大変なことに‥

そんな、いろいろ考えちゃいました‥な「君のいる町(15)」。

君のいる町(15) (講談社コミックス)

君のいる町(15) (講談社コミックス)

そこまでの軌跡‥
君のいる町(14) (講談社コミックス)君のいる町(13) (講談社コミックス)君のいる町(12) (講談社コミックス)君のいる町(11) (講談社コミックス)君のいる町(10) (講談社コミックス)

‥というのがあり、今日また15巻を読み返してたら、遡って10巻からほぼ全部読み返してしまった‥それくらいの衝撃‥


‥というわけで‥以下、ネタばれ含む‥
タイトルをつけるとしたら、10〜11巻が「恭介」編、12〜14巻が「明日香」編ってとこかな。
ここらの話も好きだけど、触れるとしたらまた別の機会かな‥

15巻が今はすごく印象に残ってて‥
青大が明日香と付き合い始めてから1年半ちょっとが経った頃の夏休み、ふとしたことから再会した柚希を含めたみんなと青大の田舎で過ごしている最中、とある理由から、青大と柚希が二人で留守番することに。

ふと、柚希から「‥あるよ。ずっと言いたかったこと」と‥
‥「もうやめてあげてー」と正直思ったとさ。

二人で夏祭りに出かけ、思い出の場所での花火を見ながら、
柚希は「青大くんのことが好きです」と、抑えきれない想いを口にする。
それに対し、青大は柚希のことを抱きしめてしまう。明日香という彼女がいるのにも関わらず‥
柚希のことが好きなんだと再認識してしまう。

実家に戻ってみると、福島にいたはずの明日香がなぜかそこに。
明日香の顔を見た瞬間、明日香と別れるなんてできないと思った青大。
静かなる修羅場へ。思い悩む青大。
そして出した結論は‥

結局、青大も柚希も、友人(尊、月、七海、清美)を失ったも同然の状況になる。
「他人(明日香)を傷つけてまで手に入れた幸せなんて・・・誰にも祝福されない」
「明日香ちゃんから奪ってまで手に入れた幸せは・・・心から喜べるものなの?」
そんな友人たちの言葉が突き刺さる‥

そんなこんなで二人で歩んでいくことを決心しながらも思い悩む青大が、街で栞にバッタリと会い、事の経緯を話す。
いろいろと悩む青大に、「何が一番大事なの?」と。
「・・・まぁ、アタシは桐島クンのやったことが悪いとは思わないけどね」
そんな言葉に少し心が軽くなった青大‥

‥‥

イヤー、改めて思い出してもキツイわぁ‥
それ以上に、どうしてこう、人の想いってこうもすれ違うのかなぁ、と‥
でも、そういう経験をするからこそ分かる気持ちっていうのもあるんだろうし、なにかしら成長につながっていくんだろうな‥

その時その時に、何が一番大事なのかを考えて、自分が「これ!」と信じられる道を進む。
辛いことも苦しいこともあるかもしれないけど。
そういうのが生きていくうえできっと大切なんだろうな‥