HHeLiBeXの日記 遊道編

日々の遊びに想いを込めて(タイムスリップあり(謎))

風夏

積読していた「風夏」(瀬尾公治)を5巻までまとめ読みしました。 まさか4巻でヒロインの秋月風夏にあんな不幸が訪れるなんて知らずに・・・

風夏(4) (講談社コミックス)

風夏(4) (講談社コミックス)

最初はめちゃくちゃな女の子だなぁと思っていた風夏だけど、巻を進めるごとに彼女に惹かれていく自分に気づいていました。 乱暴で強引なところは変わらないけど、ちゃんと女の子らしい一面も持ってる。そんな一面はもう一人の主人公である榛名優との関係の中で如実に表れていたと思います。

あるきっかけからバンドを始めることになった風夏や優たち5人。とある対バンでのライブに向かう風夏に不幸は訪れます。それが4巻の終わり。

5巻の帯には「風夏(ヒロイン)の死は音楽のために必要ですか?」と書いてあって、あぁやっぱりそうなのか‥とは思いつつ、正直、信じられない気持ちで5巻を読み進めていました。読んでいる自分は優と同じくらい落ち込んでいたような気がします。途中までは、これ以上読むのは止めようかとも思ったくらいでした。

でも、風夏の想いを背負って立ち直っていく優を見ていて、もう少し読み進めてもいいかな‥と思えるようにはなってきました。

ヒロインの死という一つの「結末」には賛否両論あると思いますが、私は「否」の側です。 正直言って、不幸な「結末」というのはマンガには望んでいません。

果たして、6巻以降どのように話が展開していくのか‥あの「結末」が不幸なままで終わるのかそうでないのか‥今はゆっくり見守りモードです。